40歳代　女性　膝の痛み　半月板損傷

40歳代の女性が、膝の痛みが以前から気になるということで来店されました。

お話を伺っても、捻ったり転倒したなどの経験はなかったようです。

整形外科的な徒手検査を行ったところ、内側の半月板損傷が疑われました。

わずかですが少し腫れていて、いわゆる「水が溜まっている』様子でした。

ヒザ関節は大腿の骨とスネの骨で構成されています。

その骨と骨の適合性を高めるための組織です。

スポーツ活動などで骨が横滑りしたりすると損傷します。

荷重に対しての適合性を高めますので、垂直方向の力には強いですが、すり潰すような力がかかると損傷します。

女性の場合、関節が緩い方が多く特別な受傷機転がなくても、日常生活のなかで損傷する可能性があります。

予防のためには膝を伸ばす筋肉・大腿四頭筋の筋力が重要とされています。

また、ズレる方向にヒザがならないように靴やインソールでコントロールすることも効果的かと考えています。

女性には、腫れを抑えるような処置（アイシングや圧迫）、痛みが引けば行う筋力トレーニングを指導しました。

その後、痛みが継続するようであれば整形外科への受診をお勧めしました。

些細なことでもかまいません、お気軽にお問い合わせください。