外反母趾について
外反母趾について
足のトラブルで最も多いのが、母趾(足の親指)が第2趾(人差し指)の方向に「くの字」に関節から曲がってしまっている外反母趾であると思われます。原因を大きく分類すると、個別的な要因と過去の怪我や環境的な要因に分けられるとされています。特に女性であることは、関節が柔らかく変形しやすいことから、それだけで外反母趾になる可能性が高くなります。
また、その多くは扁平足と併発しているケースが多く、内側のアーチ(土踏まず)が低下することで中足骨が横にひろがることも要因のひとつになります。
大きさや形に合っていない靴を履き続けたり、ハイヒールを長く履いたりといったことで、足の広がりが助長されることが考えられます。
主に歩行や動作時にともなう、変形部の痛みになります。そのことをきっかけに、運動連鎖の影響により足部周囲のトラブル・ひざの痛みや腰痛、頭痛、首の痛みにも関連する可能性があります。
長い間、外反母趾による足の痛みに悩まれていた女性の足です。美容師として日中、立ちっぱなしの状態が続くとのことでした。靴の見直しとフィッテイング、インソールを作製して1ヵ月が経過した変化です。痛みは軽減し、歩く動揺も少なくなりました。
写真は、両方ともに荷重時(立って体重がかかっている)の写真になります。
左側が来店時
右側が一か月後
親指の角度が改善されていることと、足幅が細くなっていることが確認できると思います。
この女性は、両股関節の人工関節置換術を行った既往歴があり筋力も弱くなっていました。介入直後、二日後くらいに太ももの前面が痛くなり始めたとご相談の電話をいただきました。身体の使い方が変化して、大腿四頭筋(太ももの筋肉)が使われ始めた影響であると説明させていただき、多少のつらい期間を乗り越えていただきました。
そして一か月後のフォローの際に確かめたところ、筋肉痛は解消され、足の形も改善していました。歩行を確認したところ左右の動揺もなくなっていました。
外反母趾でお悩みの方は、大阪にある「A1's Sports medicine」にご来店ください。
ご来店の皆さんの症状に合わせて、科学的根拠をもとに適切なアドバイスをさせていただいくことを、お約束させていただきます。
足の痛みだけでなく、健康についての疑問など、皆さんに快適な生活に貢献できるよう、丁寧なサポートをご提供してまいります。
慢性的な足の痛み、再発してしまう症状でお困りの方、または未然に防ぎたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。