変形性膝関節症になりやすいのは

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2018/11/07 変形性膝関節症になりやすいのは

変形性膝関節症の疫学調査では、

5か所の大学病院での整形外科にかかる新患の数は全科での約10%を占めるとあります。(患者さんの数は約3000人/年)

昔の論文になってしまいますが、現状に差がないのではないかと実感しています。

九州・中国地方・関西・関東など地域性も分けられた調査です。

 

そのうち約4.5%は膝関節症が占めていたとしている。

約70%が女性、40歳以上が全体の97%、50歳以上で87%を占めていて中高年者に多い実態があるようです。

 

これらから考えられることは、

40歳くらいの女性が膝の痛みが辛くなりだして病院にかかったところ、

症状が進行してしまっていて大学病院にたどり着いているということだと思います。

 

体重や体力・歩行能力にも触れられています。

 

20歳以前のスポーツ経験があった人ほど歩行障害の程度は低かったとしています。

また、体重も症状の重症度と関連が強かったとしています。

学生さんには是非スポーツに取り組んでほしいですね。(部活じゃなくても、いろいろ方法はあります!)

 

あたり前のようですが、

やはり体重は適正で運動習慣があり筋力が保たれている人のほうが膝の負担は軽減されるということですね。

 

そこで張り切って運動を開始してみたところ、

運動量の方法や負荷が自己流になってしまい症状が悪化してしまった患者さんにはたくさん出会いました。

そうなると悪循環に陥ってしまいますので、慎重に取り組むべきだと思います。

 

ウォーキングを始めようと思って靴を新調したはずが、サイズが合っていなかったなんてこともあります。

靴づれができたりして休む、再開しようとしたらその日が雨で中止にするetc.(笑)

 

環境を整え、無理のなく継続することが『運動習慣』を手に入れることには必要かと思います。

 

参考文献

変形性膝関節症の疫学 患者数推定と患者調査結果の検討:患者数推定と患者調査結果の検討

整形外科と災害外科 44(1), 12-15, 1995西日本整形・災害外科学会

 

 

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