教えすぎるコーチ

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2019/07/17 教えすぎるコーチ

 

 

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『運動の自動化』の続きを書きたいと思います。

 

スポーツやリハビリテーションの世界では、より効率的で理想的な動作の獲得を目指して、日々の努力を継続します。

 

それは個人によって求めるもの違ってくると思いますが、

 

痛みのない歩き方、球速が速くなるピッキングフォーム、疲れないランニングフォーム etc.

 

 

パッティングが天才的であった、あるプロゴルファーが成績を伸ばしていくなかで注目を浴びていきます。

雑誌などの取材をうけるなかで、その技術的な秘訣を引き出そうとインタビューされていきます。

 

『ボールをよく見て、下半身を中心に、腕はリラックスさせて・・・』

『広背筋で姿勢を固め、膝の角度は・・・』

 

その後、調子を崩し成績をさげていったという話を聞きました。

 

なぜ、このようなことになったのでしょうか?

 

そのゴルファーはカップに入れることに集中していただけで、そんなことは考えたことがなかったのだと思います。

 

 

前回の来店されたかたは、『内省しすぎている』状態ではないか、と書きました。

 

『右足を出すとき、大腿四頭筋を使って・・・』

 

『次に股関節を伸展させて・・・』

 

 

上記のような言葉を使って指導している場面は、リハビリ室やスポーツ現場で時々みかける光景です。

 普段うまく歩けている私たちが、筋肉や関節の角度を気にしながら歩いていません。

 

それにも関わらず、指導するときは専門的になりすぎ、受ける側も盲目的になる時があります。

 

日本人は、先生やコーチといった権威には従順に従う傾向にあると思います。

 

アメリカ人の学生たちは教えすぎるコーチには、『オーバーコーチングだ!』

なんてことも遠慮なく伝えます。

 

当店では、お互いがフラットな立場で意見交換ができればと思っています。 

 

 

インソール療法は無意識化に直接的に働きかけることができる方法のひとつであると考えています。

それ故に間違った処方で身体の動きを誘導してしまうと、悪化する恐れがあります。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

 

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