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日本はスポーツ先進国なのか?
本日は地元で行われた、マラソン大会に広告・営業のためではあるが
サポートブースを設置して対応を行った。
約700人が参加した、ファミリーマラソンやリレーマラソンをする、ほのぼのとした大会だった。
ブースは多くの方に利用していただき、パートナーストレッチなどを提供したりした。
楽しそうな雰囲気で、ほとんどの人が家路についたところで引き揚げた。
そこで、今日の感想なのだが、
正直どのように形容してよいかわからない状態にすごく落ち込んだ。
大きな怪我や事故がなくてよかったなと思ったが、
足を引きずっている人がいたり、捻挫をした少年の姿もあった。
会場には安全対策というものは、ほとんどなされていなかったのではないかと思う。
常温の水が配布されていたことぐらいで、アイシングなどに使用する氷は設置されていなかった。
それに準ずる人物の配置も、AEDも確認できなかった。
協賛には大手スポーツメーカーの記載もあった。
アメリカ留学時代に所属した大学のヘッドトレーナーは、
どんな規模のスポーツイベントにも大学主催のときには、有資格者トレーナーと2名以上の学生トレーナーを配置させていた。
飲料水とアイシング用の氷、応急処置の装具と松葉杖、AEDを設置を義務付けていた。
参加者50人くらいのクロスカントリー大会、2大学のみの競泳大会、女子サッカーの練習試合 etc.
おそらく怪我や事故の発生確率が極めて低いようなイベントにも対応させていた。
よくわからない安全対策と自己責任が、日本のスポーツ文化にあることを実感した。
アメリカなら2万人弱の田舎町でも、このような状況はあり得ないと思う。
人口270万人の大阪で行われたマラソン大会と比較して、文化というレベルでは到底及ばないと考えると情けない。
また、ジャージに高校の名前が入ったサッカー部員がコース整理をしていた。
ボランティアなのかわからないが、借りだされていたのだと思う。
帰り際にみた彼らの目は死んでいた。
本来なら、彼らはグランドで好きなサッカーを仲間と一緒に練習やゲームをしたかったはず。
かけがえのない高校時代の1日を奪ってはないだろうか?
私たちの時代には、グランドについた瞬間から溝の掃除を1日させられ
野球をせずに家に帰る日が続いた仲間が、『野球がしたかった』と言って部を去っていたことを記憶している。
僕も1日中、練習すらさせてもらえない日々があった。
朝に弁当を持たせて、野球を頑張ってユニフォームを汚して帰ってきたと思っている母親には申し訳なく感じていた。
いまでは飲み会のネタにして笑い話にもなるが、そんな話はもうないんだろうなと思っていたのだけれど。。。
同じような状況が、いまでもあるんじゃないのか?と感じた瞬間
日本のスポーツ文化は20年以上前から進歩してないんじゃないのかと寂しくなった。
おそらく、日本のあらゆるところで上記2つのような状況であるのではないかと予測する。
2回目のオリンピックや万博を誘致した都市、ワールドカップ開催の経験がある国のスポーツを取り巻く環境や文化は
決してスポーツ先進国と胸をはれる状態ではないと感じてしまった。
テレビ番組でスポーツ庁長官が大学スポーツ改革を推進し、お金を生み出し教育への再投資をできるような社会にしたいと語っていた。
メダルの数でもないとも話されていた。
スポーツにおいて競技成績はきわめて重要だが、メダルの数だけではない評価でオリンピックを成功させてほしい。
24/04/01
23/12/31
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本日は地元で行われた、マラソン大会に広告・営業のためではあるが
サポートブースを設置して対応を行った。
約700人が参加した、ファミリーマラソンやリレーマラソンをする、ほのぼのとした大会だった。
ブースは多くの方に利用していただき、パートナーストレッチなどを提供したりした。
楽しそうな雰囲気で、ほとんどの人が家路についたところで引き揚げた。
そこで、今日の感想なのだが、
正直どのように形容してよいかわからない状態にすごく落ち込んだ。
大きな怪我や事故がなくてよかったなと思ったが、
足を引きずっている人がいたり、捻挫をした少年の姿もあった。
会場には安全対策というものは、ほとんどなされていなかったのではないかと思う。
常温の水が配布されていたことぐらいで、アイシングなどに使用する氷は設置されていなかった。
それに準ずる人物の配置も、AEDも確認できなかった。
協賛には大手スポーツメーカーの記載もあった。
アメリカ留学時代に所属した大学のヘッドトレーナーは、
どんな規模のスポーツイベントにも大学主催のときには、有資格者トレーナーと2名以上の学生トレーナーを配置させていた。
飲料水とアイシング用の氷、応急処置の装具と松葉杖、AEDを設置を義務付けていた。
参加者50人くらいのクロスカントリー大会、2大学のみの競泳大会、女子サッカーの練習試合 etc.
おそらく怪我や事故の発生確率が極めて低いようなイベントにも対応させていた。
よくわからない安全対策と自己責任が、日本のスポーツ文化にあることを実感した。
アメリカなら2万人弱の田舎町でも、このような状況はあり得ないと思う。
人口270万人の大阪で行われたマラソン大会と比較して、文化というレベルでは到底及ばないと考えると情けない。
また、ジャージに高校の名前が入ったサッカー部員がコース整理をしていた。
ボランティアなのかわからないが、借りだされていたのだと思う。
帰り際にみた彼らの目は死んでいた。
本来なら、彼らはグランドで好きなサッカーを仲間と一緒に練習やゲームをしたかったはず。
かけがえのない高校時代の1日を奪ってはないだろうか?
私たちの時代には、グランドについた瞬間から溝の掃除を1日させられ
野球をせずに家に帰る日が続いた仲間が、『野球がしたかった』と言って部を去っていたことを記憶している。
僕も1日中、練習すらさせてもらえない日々があった。
朝に弁当を持たせて、野球を頑張ってユニフォームを汚して帰ってきたと思っている母親には申し訳なく感じていた。
いまでは飲み会のネタにして笑い話にもなるが、そんな話はもうないんだろうなと思っていたのだけれど。。。
同じような状況が、いまでもあるんじゃないのか?と感じた瞬間
日本のスポーツ文化は20年以上前から進歩してないんじゃないのかと寂しくなった。
おそらく、日本のあらゆるところで上記2つのような状況であるのではないかと予測する。
2回目のオリンピックや万博を誘致した都市、ワールドカップ開催の経験がある国のスポーツを取り巻く環境や文化は
決してスポーツ先進国と胸をはれる状態ではないと感じてしまった。
テレビ番組でスポーツ庁長官が大学スポーツ改革を推進し、お金を生み出し教育への再投資をできるような社会にしたいと語っていた。
メダルの数でもないとも話されていた。
スポーツにおいて競技成績はきわめて重要だが、メダルの数だけではない評価でオリンピックを成功させてほしい。
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