足の測定・トラブル相談会　(記事の内容)

正しい靴選びをしよう

足のトラブル相談会

今月２７日（日）、オーダーメイドで靴のインソール（中敷き）を製作するエーワン スポーツメディシンが医療従事者（理学療法士、作業療法士）による「足の計測・足のトラブル相談会」を実施する。場所はエーワンの本社（鶴見４丁目７‐２１ グラヴィール鶴見１０２）。時間は９時３０分受付開始で１０～１３時の開催予定だ。参加費用は無料だ。

今回の相談会を企画したのはエーワン代表の瀬川栄一（41）さん。

瀬川さんは高校卒業後、城西医療技術専門学校（現在は日本医療科学大学）を卒業。同志社大学大学院スポーツ健康科学研究科を修了した。理学療法士の資格を持ち、日本オリンピック委員会の水球医科学強化スタッフなどを務めた経歴を持つ。

瀬川さんがインソールの会社を始めたのは自らの経験からだ。これまで理学療法士としての病院勤務やアスレチックトレーナーとしてのスポーツ現場での経験から、足の変形や痛み・歩行障害・姿勢の不良・発育への影響など、様々なトラブルを訴える人々を見てきた。そのほとんどが靴のサイズが合っていなかったという。病院では変形性膝関節症・股関節症が原因による人工関節置換術を受けた患者の多くが、足のサイズに合わない大きな靴を履いていた。変形性関節症になるのは、長期間にわたって、自分のサイズに合っていない靴を履き続けていることが原因の１つだと考えられている。

今回のイベントは、自分の本当の足のサイズを知り、正しい靴選びをしてもらうことだ。

瀬川さんは「外反母趾・膝の痛み・靴や足のトラブル・Ｏ脚・Ｘ脚、ウオノメ・タコなど、何でも相談してほしい。発育段階の子ども、スポーツを頑張る学生、ランニングやウォーキングを楽しむ大人など、靴を履く人全てが対象。正しい靴選びでトラブルを解決してもらえれば」と話す。