骨折、外反母趾

昨日はご夫婦で来店された方を対応した。

ご主人は、若い頃に下腿（すねの部分）を骨折され、リハビリにも通われたとのこと。

拝見する限り重症であったので、

次回はレントゲンのデータを見せていただけるようにお約束していただいた。

ご希望としては、近頃では歩き方が気になりだしたので見てほしいとのことだったので確認した。

まずは、足を診させていただくと、患肢の足部は外反母趾で扁平足もにもなっていた。

アライメント（骨の配列）は崩れていて、歩き方は来店の姿でわかるほどだった。

健側のアライメントはある程度、保たれており、

怪我や病気は、歩き方や動作に影響するきっかけになっていることが再確認できる。

どちらが先かはわからないが、多くの症例は外反母趾と扁平足は併発している。

学問的にも、臨床経験にも一致する。

現在も整形外科に通院されており、靴装具やインソール作製をすすめられたが

病院で勧められる靴は重くデザインが悪いらしく気に入らなかったようだった。「(笑)

靴は自分の気に入ったものを履きたいというのは、当たり前の欲求だと思う。

足のサイズを確認し、シューズの履き方、靴ひもの締め方などをご指導させていただいた。

それだけでも、歩き方は改善され感心されていた。

インソール作製していただき、満足された様子をみて安心しました。